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茨城発ライフスタイルマガジン

農業法人 株式会社agri new windsの代表 飯田さんにインタビュー

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飯田さん
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茨城県神栖市はピーマンの作付面積、生産量が日本一!

 

今回はそのピーマンを中心に、スイートカクテルペッパーという名の小さなサイズのパプリカなど、数々の農作物を作っている農業法人株式会社agri new windsの代表飯田さんにインタビューをさせていただきました。

 

 

前半は農業について、後半は直売所のWINDS BASEについてお話を伺います。

 

それではどうぞ!

 

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バイオマスエネルギー事業

 

まずはじめに、畑を案内していただきました。

 

 

飯田さんは、野菜だけではなく環境に優しいバイオエネルギー事業を行っており、

東京ドーム1個分の広大な敷地にバイオ燃料となる植物、「エリアンサス」を植え育てています。

 

バイオマスエネルギー事業

 

この植物は、3年後には3mもの高さになるそうです。

 

神栖市は、ソーラー発電や風力発電が盛んですが、バイオマスを見たのは初めてでした。

 

 

未来を見据えた産業を積極的に取り入れ、地元の環境エネルギーの会社と手を組み、新しい事業にも積極的にチャレンジしていっているそうです。

 

 

 

3年後この植物を収穫したらどのように燃料になっていくんですか?

らき子

刈り取り後、細かくしてチップにし燃料にしていきます。ハウスの燃料としても使えるんです。

飯田さん

 

 

 

育てる側としてはコストも抑えられて自社のハウスの暖房エネルギーとしても使えるのは魅力だなと思いました。

 

 

ソーラーシェアリング事業

 

次に見せていただいたのは、こちらもエネルギーに関わる施設。

 

 

ここではソーラーシェアリング事業を行っており、ソーラー発電の施設の下で榊を栽培している畑です。

 

近隣もソーラー発電が多いのですが、飯田さんのところにあるソーラー発電機は、3mほどの藤棚の上にソーラーパネルが乗っているような形で初めて目にするものでした。

ソーラーシェアリング事業

 

こちらもバイオマスエネルギー事業と同じくエネルギーの研究をしている会社と協力し、ソーラー発電と植物の栽培が共存している畑。

 

 

ここの畑は、農地法に関わる資料作りや申請等、大変だったといいます。

榊は2年後くらいから収穫が始まるそうですよ。

 

榊には、本榊とヒサカキといって2種類あるんです。

 

近隣ではヒサカキを栽培している人が多いようですが、うちでは本榊を栽培しています。

鹿島神宮も本榊と聞きました。

まずは地元から、収穫量が上がれば市場に出していきたいと考えています。

 

飯田さん

 

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直売所WINDS BASEを作るきっかけ

 

移動中、こんな話を聞きました。

 

それは直売所を作ろうと思ったきっかけやITを導入しようと思ったきっかけを聞いた時です。

 

 

16年前の台風21号が直撃した時、ハウスがほぼ全滅したそうです。

 

大きな鉄塔をも曲げ倒す大きな台風でした。

 

 

約2000万円を投じてハウスや畑の復旧をしました。

5年で1000万円を返済したそうですが、その当時は本当に大変だったと振り返る飯田さん。

 

 

その頃から農家の1次産業だけではなく、6次産業への参入を考えていたそうです。

 

 

そして2011年の大震災の原発事故によって茨城県の農作物も風評被害を受けました。

 

飯田さんのところだけで2000万円くらいの損害が出て、これがきっかけとなり直売所を作ろうと考えたそうです。

 

 

ハウスについて

 

ITを導入しているハウス

 

次はピーマン、パプリカのハウスです。

 

IT導入ハウス

 

こちらのハウスは、ITを導入し自動化が進んでいます。

 

飯田さんの会社では、専属のシステムエンジニアがいらっしゃいます。

 

まずそこでびっくりしました。

 

 

ハウスでは、温度、湿度、CO2濃度、騒音センサーが設置されており、異常があるとメールで知らせてくれる。

 

それだけではなく、監視モニターがあり、WINDS BASEのWebサイトから誰でもハウス内を見ることができるんです。(現在は苗を植えたばかりなので停止中)

 

そのモニターはスマートフォンで操作ができるため、換気はできているかなども外出先でスマートフォンを操作し確認ができるもの。

 

 

毎日データを計測し、さらにデータはグラフ化されているので、過去と比較することもできると聞いて、何事も手動・経験値という印象の農業ではないんだなと思いました。

 

 

そして水やりも自動。

 

時間と水量を設定しておくと自動でできる。

 

また、外には雨センサーがあり、雨が降ると換気が自動で閉まるとのこと。

 

 

農業もこんなにIT化が進んでいるとは驚きの連続でした。

 

こちらのハウスではLEDランプも導入しており、土壌病気の予防になるんだとか。

 

その他にも光合成促進や収穫できる数が増えたり、パプリカにとって良いことが多いようです。

 

 

通常、私たちがスーパーで目にするパプリカはほとんど韓国産が多いと思いますが、種はオランダなんだそう。

 

宮崎県、高知県、茨城県で国産のパプリカの種を作ろうという施策が去年から始まったそうで、飯田さんのハウスでも栽培が始まりました。

 

近い将来、種も育ちも国産のパプリカが市場に出回る日が来るんでしょうね。

 

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スイートカクテルペッパーの収穫期ハウス

 

お次は、いよいよスイートカクテルペッパーの収穫期のハウスです!

 

ハウスの中にお邪魔させていただきました。

 

スイートカクテルペッパーのハウス

 

 

赤オレンジ黄色のスイートカクテルペッパーが緑に映えていて、思ってた以上にたくさんの実がなっていました。

 

 

特別にもぎたてを生でいただくことに!

 

先に立ち寄った直売所WINDS BASEでオレンジのスイートカクテルペッパーをいただいたんですが、そちらは口に入れた瞬間に甘さを感じてまるでフルーツ!という感じでしたが、今回は黄色を。

 

こちらは、さっぱりとしていて、オレンジとはまた違った美味しさ。

 

 

肉厚でジューシー!すっきりとした味わいです。

 

 

飯田さんは、黄色のスイートカクテルペッパーはビールのお供にと決めているそうですよ。

 

スイートカクテルペッパーのオススメの食べ方ってありますか?

らき子

天ぷらが絶品ですよ。

 

他には、ピクルスやサラダ、ピザのトッピングや炒め物など、豊富なビタミンCは加熱しても壊れにくいので、様々な料理にオススメです。

飯田さん

 

スイートカクテルペッパー

 

スイートカクテルペッパーは種がほとんど無いのも特徴。

 

レギュラーサイズとマイクロサイズが市場に出ています。

 

 

最近は、東京の高級レストランでマイクロサイズが人気だということでした。

 

彩りがきれいなので、お料理の華やかさが増しますね。

 

 

ピーマンのハウス

 

近年人気の完熟の赤ピーマンもありました。

 

なかなかスーパーでは見ることのできない大きくて立派なピーマンが成っていましたよ。

 

ピーマン

 

1本の木から8キロものピーマンが収穫できるそうです。

 

 

実は廃棄する量も多いそうです。

 

飯田さんだけで年間1トン。

 

 

想像できない量ですが、そこで考えたのが加工品ということです。

 

 

 

後半は、WINDS BASEでどんな加工品があるのかを教えていただきたいと思います。

 

と、その前に

 

飯田さんのところで作っている野菜はどんなものがありますか?

らき子

ピーマン、パプリカ、じゃがいも、トマト、ナス、カリフローレ、サニーレタスの他、イチゴやメロンといった果物も栽培しています。

飯田さん

 

農業体験、収穫体験などのイベントはありますか?

らき子

毎年6月にジャガイモの収穫農業体験を実施しています。

収穫ができるほか、採れたてのジャガイモ料理を食べていただいたり、トラクター試乗ができたり毎年好評いただいています。

また、今回作るいちごも収穫体験を予定しています。

飯田さん

 

品種は、紅ほっぺといばらキッス。

 

神栖ではいちごを作っている農家さんがいないので、チャレンジされているそうです。

 

 

農業×ITでデータを残し、システム化することで進化していく。

今回取材させていただいたことで、農業のイメージが変わりました。

 

それでは、後半へ続く。

 

 

Information

公式サイト

http://agri-newwinds.com/

 

facebook

https://www.facebook.com/AgriNewWinds/

 

10月14日、15日に茨城県神栖市で開催されるかみすフェスタへ出店予定です。

かみすフェスタ詳細はこちら

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